近年、健康志向の高まりから、無添加や自然素材にこだわった食品への関心が高まっています。その中でも、手作り味噌は、市販の味噌とはひと味違う深い味わいを楽しめるだけでなく、作る過程もとても楽しいと人気を集めています。
今回、私は貝印の手作り味噌キットを使って、初めて手作り味噌に挑戦してみました。
目次
貝印の手作り味噌キットを選んだ理由
貝印の手作り味噌キットを選んだ理由は、以下の3点です。
必要な材料がすべて揃っている
貝印の手作り味噌キットには、大豆、米こうじ、塩など、味噌作りに必要な材料がすべて揃っています。そのため、別途材料を揃える必要がなく、手軽に始められます。
初心者でも簡単に作れる
キットには、作り方のレシピが写真付きで詳しく書かれているので、初心者でも安心して味噌作りに挑戦できます。また購入をすると味噌作りライブ配信にも参加することができるので、リアルタイムで講師から味噌作りを学ぶこともできます。
少量から作れる
2kg分から味噌を作ることができます。
私は今回、家族3人で少しでも長く楽しめるように、2kg分の味噌が作れるキットを選びました。
2kgの完成量でお味噌汁約100杯分、4人家族で約1ヶ月分になります。
貝印公式ホームページより https://www.kai-group.com/store/special/miso-set/index.html
手作り味噌作りの手順
大豆を水に浸す
大豆を水に浸して、しっかりと水分を吸わせます。夏場は冷蔵庫で、冬場は室温で浸します。
豆を水に浸して水を十分に吸わせると、ゆでる際に熱が豆全体に伝わりやすく、煮えむら(固さの違う豆が混じること)がなく、ふっくらと、しかも早くゆで上がります。
大豆を煮る
大豆を柔らかくなるまで煮ます。圧力鍋を使うと、短時間で煮ることができます。
※普通鍋:4時間〜 圧力鍋:10分〜
茹で汁は混ぜる際に必要なので必要量を残しておきます。
大豆の茹で上がりは親指と小指で潰せるようになるくらいが目安です。
塩切り麹を作る
米こうじと塩を混ぜて、塩切り麹を作ります。
大豆と混ぜる前に塩切りをする事で、麹の中の酵素が出やすくなるので、発酵が促進されます。
またあらかじめ混ぜ合わせておくことで、むらなく均一な味噌に仕上がります。
大豆を潰す
煮た大豆を潰します。すり鉢やフードプロセッサーを使うと便利です。
またミンサーという道具を使うことで、より滑らかな味噌を仕上げることができます。
私は手で潰して作りました。かなり力と時間が必要なので、上記のような道具を用意すればよかったと感じています。
大豆と塩切り麹を混ぜる
潰した大豆と塩切り麹を混ぜ合わせます。2kg仕込みの場合は大きなボウルがないとやりにくいです。家庭で作るなら1kgのほうがやりやすいと思いました。
味噌玉を作る
混ぜ合わせた味噌を団子状に丸めます。私の中で一番楽しい作業でした笑
保存容器に詰める
味噌玉を保存容器に詰めて、ラップをしてさらに塩蓋をします。
保存容器はダイソーで購入したプラスチックタッパにしました。琺瑯の容器もほしいですが、初心者向きではなさそうだったので、今回はプラスチックのものにしました。
ラップを敷く際は空気が入らないように慎重に作業をしました。
塩蓋はカビの繁殖を抑える効果がありますが、やらない方法もあるので、保管場所の環境などに合わせて対策をしたほうが良いです。
私は今回は南側和室の押入れで保管をしています。冷蔵庫のなかで保管すればカビは生えないのですが、冷蔵庫にいれると熟成が進まないので、必ず直射日光が当たらない冷暗な場所に置きましょう。
熟成期間
手作り味噌は、熟成させることで味に深みが増します。
【熟成期間の目安】
貝印公式ホームページ https://www.kai-group.com/store/special/miso-set/index.html
米味噌 約8か月~ / 麦味噌 約2か月~ / 豆味噌 約12か月~
※気温などの熟成環境により前後します。
手作り味噌作りのポイント
- 大豆はしっかりと水に浸す
大豆はしっかりと水に浸すことで、煮込みやすくなり、仕上がりの味噌も滑らかになります。 - 大豆を焦がさないように注意する
大豆を煮る際は、焦がさないように弱火でじっくりと煮込みます。 - 保存容器は清潔にする
保存容器は清潔にしてから味噌を詰めることで、カビが生えるのを防ぎます。
出来上がった味噌の味と香り
こちらは後日更新します
手作り味噌の魅力
手作り味噌の魅力は、以下の4点です。
- 自分好みの味に調整できる
大豆の種類、米こうじの種類、塩分量などを調整することで、自分好みの味に仕上げることができます。 - 添加物がない
手作り味噌は、添加物を使わずに作ることができるので、安心して食べることができます。 - 作る過程が楽しい
手作り味噌は、材料を混ぜて、寝かせて、熟成させるという過程を経て完成します。
大豆を煮たり潰したりの作業は大変ですが、その分達成感も感じることができます。 - 素材の香りを感じることができる
出来上がった味噌の香りも好きですが、大豆を茹でている間の香りは素材そのものの香りで、日常生活ではなかなか感じることができない香りだなと感じました。
まとめ
貝印の手作り味噌キットを使って、初めて手作り味噌に挑戦してみました。必要な材料と道具がすべて揃っており、作り方のレシピも詳しく書かれているので、初心者でも簡単に作ることができました。
出来上がった味噌を食べるが今から楽しみです!
手作り味噌は、自分好みの味に調整できる、添加物がない、作る過程が楽しいという魅力があります。
これから、色々な種類の味噌作りに挑戦してみたいと思います。
また私が主催している料理教室の企画としても取り組んでみたいと考えています。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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