2歳という年齢で療育を始めるのは早いと感じる人もいるかもしれません。しかし、早期療育は子どもの成長にとって非常に重要です。今回は、2歳から1年間療育に通った息子のその後についてご紹介します。
目次
2歳から療育を始めたきっかけ
息子が2歳の頃、以下のような発達の遅れが見られました。
- 言葉の発達が遅い
- 人と目が合わない
- 一人で遊ぶことが好き
- 指示が理解できない
これらのことから、心配になった私は市役所の子育て支援課で相談をして、療育を受けることになりました。
息子が通った療育先は下記の記事で紹介をしています。
1年間療育に通った成果
1年間療育に通うことで、以下のような変化が見られました。
- 言葉が少しずつ出るようになった
- 人と目が合うようになった
- 一緒に遊ぶことができるようになった
- 指示が理解できるようになった
療育の効果はすぐに現れるわけではありませんが、1年間継続することで着実に成長することができました。
①発語なし→単語→2語文が話せるようになった
療育に行く前は「ママ・パパ」すら言えず、宇宙語を1人で話していました。
療育に通い始めて1ヶ月後くらいに「ママ・パパ・ワンワン・タクシー」などの単語が少しずつ言えるようになり、半年が経過した頃には「ママ来て」「パトカー落ちた」など2語文が出始めるようになりました。
単語ははじめてずかん1000で覚えることが多く、最初は車や動物の名前を覚えていました。
特にお友達や先生と話す言葉をよく覚えていました。「遊ぼう」「走って」など。
また療育前は奇声を上げたり、癇癪を起こしたりして、周りに意思表示をしようとしていました。
しかし現在は奇声や癇癪を起こすことは減りました。
今は「いや」「いかない」など自分の意志を言葉で伝えられるようになりました。
さらに歌を歌うことが好きになり、歌から言葉を覚えることも増えました。
まだ「おはよう」「ただいま」などの挨拶はできず、オウム返しが続いています。
今後の成長が楽しみです!
②人と目が合うようになり、人見知りが激減!
療育前はショッピングモール内にある遊ぶエリアでは、遊ぶことができずいつも泣いていました。
知らない場所・人とは遊ぶことができない状況でした。
療育に通い始めてからは、少しずつ新しい場所でも遊べるようになり、他の子どもがいても泣いたりしなくなりました。
今では遊ぶエリアを見つけると1人で走って遊びに行ってしまうほど、大好きになりました笑
公園でも遊具では遊べず、ひたすら走るか砂遊びでしたが、今では他の子供達と同じように遊具でも遊べるようになりました!
③大人や他の子供達と遊べるようになりました
療育前は基本一人遊びをしていました。
大人や他の人がいても気にならないのか、常に1人で同じ遊びを繰り返していたことを覚えています。
また自分の気に入ったおもちゃを触られたり、動かされると、癇癪を起こすほど怒っていました。
療育に通い始めた当初は他の子供達と遊べず、基本一人遊びをしていたようですが、通い続けるうちに、友達と遊ぶことが増えたと聞いています。
今は自分から「遊ぼう!」「〇〇やって!」など話しかけることが増えたそうです。
自宅でも「犯人やって」「車走らせて」など「ごっこ遊び」に誘われることが増えました。
最近のブームは「銃」と「怪獣」ごっこです。
ブンブンジャーロボを使ってブンブンジャーごっこをしたりもしています笑
④指示が入らない→指示が入るようになる
療育前は大人の指示は入らず、急に走り出したり、手を繋いで歩くのも一苦労でした。
療育に行くようになると「座って」というと座れたり、「待って」というとその場で待つことができるようになりました。
現在は「ズボン脱いで」「トイレ行くよ」など2語文の指示もわかるようになってきました。
指示が入るだけで私自身の負担もだいぶ軽減しました。
療育を継続することの大切さ
2歳から療育を始めることは決して早いわけではありません。むしろ、早期に療育を始めることで、子どもの成長を大きく促進することができます。
療育は、子どもの発達を促すだけでなく、親にとっても大きな支えになります。療育を通して、親は子どもの発達に関する知識を身につけることができ、療育の専門家からアドバイスを受けることもできました。
1人で悩むことが減ったので、私自身の不安も軽減したと感じています。
まとめ
2歳から1年間療育に通った息子は、言葉の発達やコミュニケーション能力など、様々な面で成長することができました。療育は子どもの成長にとって非常に重要であり、早期に始めることが大切です。
もし、お子さんの発達について何か心配なことがあれば、早めに児童発達支援センターに相談することをおすすめします。
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